【症例1】 どこの歯科で入れ歯を作っても痛みがあって合わないケース
こちらの患者様はどこの歯科医院に行っても入れ歯が合わず、噛むと痛みが出るというお悩みでした。
ご本人は入れ歯が動いて飛び出る感じがする、入れ歯が動いてしまうので痛みが出るといったお悩みがあり当院へご来院されました。
入れ歯がゆるくて動くということなので、吸着義歯の手法でリハビリデンチャーの作製から入りました。
リハビリデンチャーは名前からするとお試しの入れ歯のように感じる方もいらっしゃるかと思いますが非常に重要な入れ歯です。
まず、合っていない入れ歯を長年装着することで噛み合わせの位置がどんどんずれていきます。
そのため、下顎が前に出てしまう咬合(受け口)なので、それがきれいに揃うように正常咬合に治す治療を行う必要があります。正しい噛み合わせの位置に矯正をするために必要なのがリハビリデンチャーです。下記がリハビリデンチャーです。
リハビリデンチャーで噛み合わせの位置が正しい位置まで戻ってきたところで本番のデンチャーを作製します。完成義歯が下記となります。
この一連の流れにより、ご来院前は奥の歯で噛めていないので咬み合わせるために下顎が前に出てしまっていた見た目が下記のように顔貌もきれいに整うことが出来ました。
通院期間
約半年間
来院回数
約20回ほどのご来院
治療費総額
約200万円
【症例2】 7年前に作った入れ歯が緩くなってきたケース
こちらの患者様は7年前に作製した入れ歯が緩くなってきたというお悩みでご来院されました。
噛む力が強かったため、人工歯がすり減ってしまいものが噛みづらくなってしまった。また、噛む位置がずれてきて下顎が飛び出てきたというお悩みもありました。
そのため、リハビリデンチャーを入れて正常な咬合に戻す治療から開始して、正常な咬合に戻ってからファイナルの義歯をいれました。
完成した義歯は下記です。
これによって下顎が引っ込んできれいな顔貌になった。また、咬み合わせがしっかり戻ったので患者様の要望である「ものをしっかり噛みたい」というご要望がかないました。
通院期間
約半年間
来院回数
約20回ほどのご来院
治療費総額
約200万円
【症例3】 長年口腔内をケア出来ていなかったケース
こちらの患者様は親の介護をしていてご自分の時間を確保できず、長年口腔内を放置してきたが時間が出来たことで来院されました。
糖尿病を患っていることから歯が10本ほど抜けてしまったが歯科医院へ行けずに放置していたとのことで、他の歯も重度歯周病に罹っていました。
患者様はこんな状態からきれいになれないとあきらめていましたが、当院で治療をしたことできれいな顔貌を取り戻すことができました。
初診時の口腔内写真と顔貌写真は下記になります。
この場合は残存している歯を残しておく方がリスクが高いため、抜歯をしてから入れ歯の治療を開始しました。
(重度歯周病なので歯が揺れており、いずれ抜けてしまう・残っている歯がガタガタなのできれいにすることが出来ないという状況でした。本来はご自身の歯を残す方が良いのですが、抜歯をした方が口腔衛生をより良い状態で保つ事が出来ることと義歯を綺麗に入れる為に残存していた歯は抜歯となったケースです。)
結果、顔貌もきれいになり咬み合わせがしっかり正しくなったことでものを良くかめるようになった・顔貌がきれいになったと大変喜んでいただくことができました。また、咬み合わせがしっかり戻ったので患者様の要望である「ものをしっかり噛みたい」というご要望がかないました。
下記がビフォア・アフターの写真です。
通院期間
約10か月
来院回数
約40回ほどのご来院
治療費総額
約100万円